300万円の光学顕微鏡でタバコの種を拡大したら、模様が幻想的だった話
先日、某大手電子機器メーカーの営業の方と偶然お会いし、最新鋭の光学顕微鏡を使わせてもらう機会があった。 その顕微鏡、価格は300万もするらしく、基本的な光学性能はもちろんのこと、オートフォーカスやデュアルフォーカス、サイ…
続きを読む →先日、某大手電子機器メーカーの営業の方と偶然お会いし、最新鋭の光学顕微鏡を使わせてもらう機会があった。 その顕微鏡、価格は300万もするらしく、基本的な光学性能はもちろんのこと、オートフォーカスやデュアルフォーカス、サイ…
続きを読む →植物の種子には寿命がある。 そしてその寿命は、植物の種類によって様々だ。 たとえば、ニンジンやネギ類は種子の寿命が短く、だいたい2年ぐらいで発芽しなくなる。一方、トマトやナス、カボチャなどの種子の寿命は比較的長く、5年ほ…
続きを読む →ソクラテスの煙草で取り扱っているタバコの種子は、育種者権がすでに消失した古い固定種の品種です。 そのため、ご自分で種を採りついでいただくことで、次の年以降はうちから種を買わずとも栽培していただくことができます。 種採りの…
続きを読む →日本でのたばこの歴史は、ヨーロッパ経由でタバコの種子が移入された時から始まった。時代的には、戦国時代の終わりから江戸時代の初めごろ、西暦でいえば大体1600年前後だ。 もっとも、誰が持ち込んだかとか、いつどこに持ち込んだ…
続きを読む →一昔前に、アスファルトの隙間でたくましく育つ「ど根性大根」なるものが話題になりました。 灼熱のアスファルトの照り返しや、人や車による踏み付けなど、幾多の困難を乗り越える姿が人々の感動を呼びましたね。 ところ変わって、当店…
続きを読む →たばこの煙を毛嫌いしているあなたが、もし昔ながらの蚊取り線香を焚いているとしたら、いますぐにやめたほうが良い。 密閉した室内での使用など言語道断だ。 あの緑色のグルグル一本が燃える間に、たばこに換算すれば約20本分のター…
続きを読む →われわれが普段喫煙しているたばこは、タバコ属のニコチアナ・タバカムという種の植物の葉を乾燥させ、適切な水分量・温度のもとで数か月~数年発酵させたものである。 現在の日本ではたばこの自家製造が禁じられているため、自家製造用…
続きを読む →アメスピの広告の文句に「たばこは農業だ」というのがある。 アメスピはそんな風にして、人々が忘失してしまった「たばこが自然の恵みである」という概念を掘り起こし、新興ブランドながらも、着実に日本でのシェアを広げた。 ソクラテ…
続きを読む →様々なタバコ属の植物の中でも、観賞用に特化して改良されたいわゆる“花タバコ”は、夕方から翌朝にかけて花を咲かせます。 逆に、朝から夕方にかけては、シナシナになってしぼんでしまいます。 花自体は可憐で女性的で、私的にはすご…
続きを読む →タバコは、ナス科タバコ属の植物です。 このことを実感するには、ナスと隣り合わせで見てみるのが一番手っ取り早いです。 ということで、ナスの苗と、現在育苗中のタバコの苗を並べて、写真を撮ってみました。 左がタバコ、右がナスの…
続きを読む →ソクラテスの煙草で販売している多年草の花タバコ、ニコチアナ・フォーゲッティアナ種の「アフィニス」が、軒下で冬越しに成功しました。というか、もうすでに花が咲いています。 一年で死んでしまうタバカム種やラスティカ種と違って、…
続きを読む →標高の高い当地も最近は温かくなってきて、ソクラテスの煙草の不耕起の採種圃場では今、タバコのこぼれ種が続々と発芽している。 冬の間はマイナス10度ぐらいにまで気温が下がる当地で、湿って凍った土の中で冬を越した種子が、春にな…
続きを読む →タバコは種子植物なので、当然のことながら花を咲かせます。 でも、その花を見たことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。 個人によるタバコの栽培は合法とはいえ、たばこの製造は違法なので、「栽培してみよう」という物好…
続きを読む →ソクラテスの煙草を立ち上げて、鑑賞用タバコ種子の販売事業を始める前、菜園家としての私の興味の対象は固定種トマト、英語圏で“Heirloom Tomato”と呼ばれているものだった。トマトは、日本で手に入るものだけでも相当…
続きを読む →前回、タバコの原種はいまだ発見されていないという記事を書いたが、遺伝子の分析から、タバコという植物がどこで誕生したのかということはおおよそ想定されている。 人類が喫煙に用いてきたタバコ属植物はニコチアナ・タバカムとニコチ…
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