JTが勝手にアメスピメンソールの品質を改悪した模様。我々はそろそろ、自分たちでアメスピみたいなメーカーを作る必要があるんじゃないか?

数日前に書いた、日本で製造されたアメスピがすでに流通してた。先行試喫会が全然“先行”してなかった件という記事に、多数のコメントが寄せられている。

なんでも、日本製アメスピのメンソール銘柄の品質が劣化しているというのだ。

コメ欄に寄せられた情報をまとめると、

・メンソ―ル感が落ちたからよくみると、いつの間にか国産になってた。

・味が変、風邪引いたかと思った。

・メンソールフィルターの構造が変わった。

・吸ってないのに勝手に巻紙が燃える。

・味がスカスカで物足りない。

・米産を探し回ったが、すでに国産に切り替わっていて、手に入らない。

といった感じ。

私の吸っているゴールド銘柄についてはほとんど変わっていないように感じたのだが、メンソール銘柄はかなり多くの人が「劣化した」と感じているっぽい。

私はメンソールを吸わないし、今はもう手巻きに変えたからそんなに実害はないのだが、メンソール銘柄を愛喫していた人にとっては、国内製造に伴う仕様変更はかなり最悪だろうと思う。

 

また、コメント欄に「JTに電話して確認してみたよ」という方がいたが、その方の書いてくれた情報をまとめると、

・JT曰く、葉はすべて今までと変わらず主に米産、国産葉は使ってない。

・JT曰く、結晶メンソールフィルターから液体メンソール含浸フィルターへの仕様変更は確かに行ったが、それはフィルターの原産国アメリカの法律上の都合で、米国製アメスピの時からすでに変えていたらしい。

・JT曰く、葉に燃焼促進剤を入れるなどはしていない。

・巻紙の質については改悪の可能性あり。

という感じ。

このなかで気になるのが、二個目の「結晶メンソールフィルターはアメリカの法律の都合上使えなくなった」というところ。

アメスピのメンソール銘柄は、葉にメンソールを添加するのではなく、フィルターに結晶化したメンソールを入れる製法で作られていた。JTの言い分を聞く限り、そのフィルターは法律上もう作れなくなったらしいのだ。

それ、ホントなのだろうか?

私が疑う理由はこうだ。

まず、英語で検索してみても、「結晶化したメンソールをいれたフィルターを作ってはならない」的な法律がアメリカにはないっぽい。

さらに、JTの言う「フィルター変更はアメリカ産の時から始まってた」というのは、国内製造が始まったタイミングで品質低下に気づいた人が多くいることから、嘘だと思う。

それと、英語で検索してもそれらしき情報が無いのがおかしい。すでに多くの日本人が気づいてるんだから、アメリカ人が気づいてないはずないよね?(ちなみに、アメスピはアメリカでもコンビニやスーパーで普通に売っている一般的なたばこだ。決してマニアックなたばこじゃない。私がカリフォルニアにいたときは雑誌の広告にもよく掲載されてるのを見たし)

 

なので、今回の品質改悪はおそらく、フィルターの製造に関しての特許使用料をはらいたくないJT がコストをケチった結果だと私は見ている。

JTは一昨年アメスピを6000億で買収したが、そのとき買収したのは海外販売権だけで、製造に関しての知的財産権は、まだレイノルズかサンタフェナチュラルタバコが持っているはずだ。

アイコスに押され販売不振気味のJTが、コスト削減のためにフィルターに関する特許使用料をケチったと考えても、全然おかしくはない。

我々消費者は、この改悪をただ受け入れるしかないのか?

比較的手に入りやすく、無添加のメンソール銘柄と言えば、今のところアメスピメンソールぐらいしかないから、今回の品質改悪で被害をこうむった人は、ほかに選択肢がなく、いまはとても落胆しているはずだ。

普通の産業なら、そういう人のニーズを満たすべく、すぐにほかのメーカーが新製品を投入してくるのだが、たばこは違う。

JT以外の個人や法人は、日本国内でたばこを製造する権利をもっていないから、「アメスピメンソールみたいなたばこ造ったろ」という人がそもそも現れない。

われわれ消費者は、JTの都合にしぶしぶ付き合わされるしかないのだ。

これは明らかにおかしいと思わないだろうか?

この制度はすぐにでも変えるべきじゃないか?

それとも、制度だから仕方ないよ・・・とあきらめるのか?

われわれがそういう態度で居続けるなら、社会は、大企業と既得権益者だけのための社会になってしまう。

私は、そんな社会は嫌だ。

「自分たちの欲しいものは自分たちで造る」という気概をもった社会のほうが絶対に面白いと思うからだ。

今回の改悪騒動で、私は今まで以上にそう思った。

 

【続報】アメスピの営業の人から情報提供がありました!!!【最新】

詳しくはアメスピ国内製造問題、中の人からの連絡があったよ!をご覧ください。

 

タバコ種子のソクラテスの煙草

政府さん、JT株いつ売るの? 今でしょ!!

税は独占の根拠にはならない

【悲報】日本の在来種タバコ、27年度を最後に生産終了していた件

個人によるタバコ栽培は合法なので、無許可で行ってもいいんですよ!

6件のコメント

  1. 以前のアメリカンスピリットメンソールなら一箱1000円出しても吸いたい。僕にとってはそんなタバコでした。

    先日国産に切り替わってから、日常に違和感を感じて結局20件以上コンビニを徘徊して僅かに10箱だけUSを買うことができました。一日タバコを吸う至福は4回くらいなので1ヶ月は大丈夫なはず。。新しい国産のは拷問でしかない。

    オーガニック、無添加で美味しいメンソールのタバコをJTさんに出してほしい。。
    記憶が定かではないですが、NaturalMINT Fresh というのがJTさんであったはず。キャッチコピーが秀逸でマッチかライターでお召し上がり下さいと雑誌広告にあった。

    1. >tikiさんへ

      tikiさんのように「1000円以上出したい」という人は絶対に一定数はいます。

      だから、たばこ市場を民間に完全開放し、競争を促し、市場原理を適用すべきなんです。

      今の「JTの独占=農家利権」は、国際標準価格の3倍もする高価な原料を、何の付加価値も付けずに、JTに売りつけたい怠慢な既得権益農家たちのわがままです。

      グローバル化した現在、米も肉も野菜も、国際競争の波の中で戦いを続けてるのに、「たばこだけは例外」ということは本来ならあり得ないことです。これ、米国の葉サプライヤーが目をつけたら国際問題化するレベルですよ。1000円出してもいい、という人がいるのだから、国内の農家は、そういう人のためにプレミアムなたばこをつくればいいのです。

      今回の件でいうと、JTの詰めの甘さでアメスピメンソールの質が落ちたのを好機に、オーガニックでメンソールが効いて美味しいたばこを作るメーカーが出てくるはずなんですよ。普通の自由市場なら。農家は自分たちで6次産業化して、そういうメーカーを作ればいいんです。

      いつまでもこのままJTとの談合&全量買い入れ制度を続ければ、いずれ日本のたばこは終わります。

      私ははっきり言って、そんな誇りのない奴らが惰性で作ったたばこは吸いたくないし、そう思う人も大勢いるでしょうからね。

      逆に、市場が完全に解放されれば、「日本の農家が誇りをもって育てたタバコなら、少し高くともそっちを選んで吸う」っていう人も大勢でてくるはずです。少なくとも私はそうですから。

      すでに8000戸しか残っていないたばこ農家と、ごく一部の官僚、議員など、わずかな人の利権のために大多数の消費者の生活の質を犠牲にする制度はすぐにやめるべきです。

      本当にありがとうございました。

  2. こんにちは。ブログ拝見させていただきました。それを踏まえていくつか書かせて下さい。

    メンソールのフィルタ仕様変更は確かにありました。問題はいつ変えたん?という点ですがこれは中の人である私も実は分からないんです。
    営業部隊には知らされていませんでした。
    でも、国内製造のタイミングに合わせて、という訳では無いようです。その前から実は変更されてました。決してケチった訳では無いです。偶然、偶然。
    秘密主義なのかな。ブレンドする葉の品種とか葉の産地も随時変わってます。現地のMasterBlenderが上手いこと調整してQualityは維持してましたけど。
    自社の製品なのに仕様変更のアナウンスが降りてこないのはどうなの?とは思ってたりします。
    燃焼剤も勿論入ってません。葉は輸入してくるので輸送時の環境によっては多少の誤差が出るかもですけどね、基本は変わりません。

    あんまり書くと特定が怖いのでこれくらいで。僕ら中の人はホントにアメスピというブランドが大好きな人ばかりで一生懸命売り続けてますし、おかげさまで今紙巻きで売上が伸びてるのはアメスピくらいなんですよ。これからも変わらぬご愛顧よろしくおねがいします。

    1. >中の人さんへ

      コメント書いてくれてありがとうございます。

      まさか、中の人が情報提供してくれるとは。。。

      さて、お聞きしたいことはたくさんあるのですが、もしまだ見てくれていたら、一つ、問題ない範囲でお答えいただけると助かります。

      国内製造の管轄はJTですよね? でも営業はJTじゃなく、ナチュラルアメリカンスピリットが子会社という形でやってるんですか?

      結構重大な仕様変更があったのに、営業部門の人がそれを知らなかったとしたら、製品の質が売りのアメスピとしては結構問題アリなのでは?

      僭越ながら言わせていただくと、経営体質をすこし見直したほうが良いと思います。

      あと、JTは米国アメスピ本部の生産ラインをそのまま再現したわけじゃないんですよね?JTが既に持っている技術を流用したとしたら、コストカットを理由に品質を落としたという皆様の指摘は間違っていませんよね。

      ありがとうございました。

  3. どうも!ここ4日間で変更前メンソールフィルターのアメスピを手に入れました。気付いた点を1つ お知らせが入っているアメスピは全て変更のメンソールフィルターです。入っていないUS製品は変更前のフィルターです。
    と言う事は、国内製造に先駆けて事前にフィルターの変更をし 元々フィルターはこれでした!のようなごり押しするつもりだったんじゃないかと。
    アメスピのメンソールライトのみ独立型フィルターなんです実は。
    1mmのメンソールは前から一体型のフィルターなんです。多分同じフィルターをライトにも使ってるんじゃない?!てきな。
    本場アメリカのアメスピメンソールライトがフィルターの変更があるのか無いのかが知りたいですね。
    と言うより 前のアメスピより燃えが多くなった件!巻紙に燃焼剤が入っているのか!以前は吸わないと火が消えてたんですけどね 

  4. >消費者さん

    新しい記事をご覧になりましたか?

    昨日、JTもしくは日本アメスピの営業の方からコメントをいただきましたよ!!

    その方曰く、フィルターの変更は確かにあったが、変更のタイミングについては営業部門にも知らされなかった、ということらしいです。

    >ここ4日間で変更前メンソールフィルターのアメスピを手に入れました~

    消費者さんの手を煩わせて済みません。ですがそれは大変貴重な情報です。
    お知らせの紙の入っているUS産のロットは、すでに劣化版フィルターに代わっていたのですね。

    ということは、やはり、変更のタイミングを狙って、「米国産の時からこのフィルターです!」と言い張る作戦があったんだと思います。

    ただ、中の人も一枚岩ではないようで、営業の人もそれを知らされていないとなると、経営の上部の人たちが勝手にたくらんだことなのかもしれません。

    アメスピも随時品質の変更をしてるらしいので、巻紙や葉の質についても、これからどうなっていくか少し静観してみましょう。われわれがこうやって監視すれば、彼らも勝手をし辛いでしょうからね。

    おかげさまで、うちのブログは一日300人以上の人が見に来てくれているので、あと一か月もすれば1万人ぐらいの人がこの情報を見てくれるわけです。

    一万人のファンがフィルター劣化のことを知ったなら、JTも製造ラインを見直すと思うんですよ。

    草の根で頑張りましょう!!!

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