タバコの苗の作り方 まとめ編

タバコの種子はとても小さいため、鉢や庭に直接まいてしまうと、雑草に負けたり雨で流れてしまったりします。

なので、ソクラテスの煙草では、ある程度の大きさになるまで小さなポットで育苗することをお勧めします。

タバコは雑草みたいに丈夫な植物なので、育苗さえちゃんとやれば、そのあとは適当に育てても大丈夫です。

今回はタバコ栽培の一番のポイント、育苗について説明しましょう。

種まき

室内に日の当たるスペースがある場合、種まきは1月ごろから行えます。「室内にそんなスペースはない」という方は、4月~5月ごろ、気温が十分に温かくなってきてからで大丈夫です。年内に、屋外に植えて、タバコらしい大きな葉を観賞するためには、遅くとも8月の初めまでにまくようにしましょう。

関東平野の標準的な気候の場合、栽培季はこんな感じです↓

種まきに必要なモノは、育苗用の小さなセルポットと清潔な土と水だけです。セルポットも清潔な土(培養土)もホームセンターに売っています。培養土は、一般的なもので大丈夫ですが、なるべく土の粒が細かいほうが良いです。「種まき専用の土」みたいのがあればそれを選んでください。

セルポットに土を入れたら、水を与える前に、種をまいてしまいます。

まき方は、一つのセルあたり10粒ぐらいの種を、土の上からパラパラとまき、最後に指の腹で土の表面をグリグリと軽く撫でます。土と種子をなじませる感じです。

ここで重要なことは、種子が土の表面に露出するようにすることです。というのも、タバコの種子は光発芽種子といって、光が当たらないとうまく発芽できないのです。普通の野菜の種と違って、上から土をかぶせないのはそのためです。

関連記事  タバコは光発芽種子。発芽には光が必要です。

種まきが終わったら、霧吹き等を使って優しく水をやってください。

ジョウロを使っても大丈夫だとは思いますが、あまり水流が強いと種が流れたりするので、私は霧吹きでやっています。

種が土の表面に露出しているため、水やりはこまめにしましょう。冬の室内なんかは、結構すぐ乾いてしまいますからね。

発芽


これはちょっとまきすぎ。こうなると後の間引きが大変です(笑)

気温が20度なら、10日もしないうちに芽が出ます。

発芽してすぐは、根もまだ貧弱なので、土が乾かないように注意し、種まき時と同じく霧吹き等で水やりをします。

発芽と温度の関係。タバコは種まきから10日ほどで発芽します。

一回目の間引き


一回目の間引きは、写真のように、双葉の間から本葉が2枚出てきたら行います。

一つのセルあたり数個の芽を残し、生育が悪いものや、いじけたものは、はさみで地際から切り取ってしまいます。

二回目の間引き


一回目の間引きからしばらくすると、小さかった本葉が小指の爪ぐらいまで大きくなります。そのぐらいになったら、一本の苗を残して、他の芽は間引いてしまいます。

この時も一回目と同様はさみで地際から切り取ってください。ピンセットで無理やり引き抜くと、本命の苗の根を傷つける可能性がありますから。

9cmポットへ植え替え


苗の大きさが上の写真ぐらいになったら、本植えするか、9cmポットに植え替えましょう。葉の大きさは大体3センチぐらいでしょうか。

植木鉢等の安定した場所で育てるなら、この段階で本植えしても全然かまいませんが、花壇や畑など、害虫や大雨の影響を受けやすい環境で育てる場合、ポットでもう一段回養生してやったほうが安全です。

苗がこのぐらいの大きさになると、小さなセルポットの土の中では下の写真ように根が回り始めます。根がこれ以上絡まると、その後の成長に悪影響があるので、本植えするにせよ、ポットを使うにせよ、植え替えは必須なのです。

植え替えの際には、なるべく根と土を崩さないようにしてください。土が乾いていても、逆にびちょびちょすぎても、土は崩れます。コツとしては、朝水やりをして、夕方ごろに植え替えると、土の湿り具合がちょうどいい感じで、こんな風にスポっと取り出せます。

このブロック状の根をそのまま9cmポットに植えれば、植え替えは完了です。

ここからの水やりは土の表面が乾いたら、で大丈夫です。

 

タバコの苗、完成!

ポットに植え替えて2週間ぐらいたつと、一番大きな葉は6cmぐらいになり、露地に植えつけても、少々の環境要因に左右されないぐらい丈夫な苗になります。

土の容量的には、このまま10日ぐらい置いておいても大丈夫ですから、霜の降りなくなるまでこのまま管理するのもアリです。ポットの状態なら、「昼間外に出して、夜間、気温が下がるときは部屋に取り込む」みたいなことも容易です。

温度管理について

タバコの苗の作り方に関しては以上です。5月・6月ぐらいの温かい時期なら、最後の段階になるまで大体2か月ぐらいですかね。2月ごろまくと3か月ぐらいかかります。

すべての段階を通して大事なことは温度管理と十分な太陽光であり、最適な状態、つまり「15~28℃ぐらいの温度を維持し、一日6時間ぐらい日光を当てる」という環境を用意できれば、まず失敗することはないでしょう。室内にそういう環境がなくても、朝になったら苗を外に出して、夜は室内に取り込むようにすれば上記の環境は手に入るでしょう。

ちょっと手間がかかりますが、なかなか奥が深いタバコ栽培の世界に、あなたも触れてみませんか?

 

種子の販売はコチラ

ソクラテスの煙草

タバコは光発芽種子。発芽には光が必要です。

植木鉢で栽培するタバコ

「肥料食い」と呼ばれるタバコを、生ごみ肥料だけで育ててみた結果・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です