タバコの苗は、日のあたる窓際で十分に育ちます

タバコはとても丈夫な植物で、10㎝程度の大きさまで成長すると、その後は放っておいてもグングン成長します。でも、その10㎝程度になるまでが非常にスローペースで、芽が小さなうちは気温や害虫の影響を受けやすいので、比較的気温が高く害虫の心配がない室内での育苗をお勧めしています。

もちろん、一日の平均気温が15℃を超えてくるようになれば、野外のプランターや花壇に直播きしてもいいのですが、春先はまだまだ霜の降りる危険性があり、小さな芽はダンゴムシやナメクジの格好の餌食になりやすいので、やはりある程度の大きさになるまで室内で育苗するのが得策です。

育苗といっても、これといって特別な設備や道具が必要になるわけではなく、一日に4~5時間日の当たるスペースが室内にあればそれで十分。そこに種を蒔いた小さなポット(うちの場合下のセルトレー)を置いて、土が乾燥しないように時々水を与えるだけです。殆どの人は市販の培養土を使うでしょうから、追肥も必要ありません。そのまま2か月ぐらい経てば、植え付けに耐えうる大きさになります。

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種のまき方には少しコツがいりますが、それはこちらの記事の中の動画で説明していますから、それを参考になさってください。

また、ほとんどの地域では暖房も特に必要ありません。日の当たる時間の室温は20℃近くになるでしょうし、夜間5℃を下回るようなことがあっても大丈夫です。霜さえ降りなければ、タバコはかなりの低温に耐えますので。

水は、土の表面が乾いてきたら、ポットの土全体が湿り気を帯びるぐらいの量をあげてください。鉢の下から水が流れてくるようだと、土の養分が流出してしまうのでちょっとあげすぎです。また、芽が小さいうちは霧吹きであげたほうが安全です。

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育苗について、とりあえず必要な情報はこんな感じです。間引きについてなど、追加の情報があればまたこのブログに書きますので、時々チェックしてみてください。

タバコの苗の作り方 まとめ編

「肥料食い」と呼ばれるタバコを、生ごみ肥料だけで育ててみた結果・・・

植木鉢で栽培するタバコ

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