タバコの苗、このぐらいになったら庭やプランターに植えつけても大丈夫です

タバコの種まきは、2月後半から6月ぐらいに行います。もっとも、われわれアマチュア菜園家が収穫したタバコを原料にして製造たばこを自作すると違法なので、育てたタバコはもっぱら観葉植物として利用するでしょうから、15度以上の気温が3か月ほど維持できるなら、いつ蒔いてもかまいません。

今の時期種まきを行うと、2か月もしないうちにタバコの苗は下の写真ぐらいの大きさになります。一番大きな葉が3cmぐらいですかね。

このぐらいになったら、苗を庭やプランターに植え替えも問題ありません。

その際に注意すべきことは、霜とナメクジの食害です。

タバコは比較的寒さに強い植物ですが、さすがに霜に当たるとダメージを食らいます。なので、気象庁のホームページなどで平年の遅霜情報を調べ、「もう霜は降りないだろう」という時期を見極めて植えつけを行ってください。

ナメクジの食害は、普通の畑ではあまり問題になりませんが、自然栽培や有機物マルチのあるところだと結構深刻に成り得ます。プランターに植える場合にも、あまりジメジメしたところには置かないようにしましょう。

ちなみに、「タバコにはニコチンが含まれているので食害されないだろう」というのは甘い考えです。奴らはニコチンなどかまわずに葉を食い散らかしますからね。葉だけならまだいいのですが、成長点まで食害されるとその苗はもう死んでしまうので注意が必要です。

一番いいのは、この大きさの苗をそのまま植えつけるのではなく、9cmぐらいのビニールポットでもう一段階養生してやることです。ポットは花や野菜の苗の使い古しでもいいですし、買っても100個で200円もしません。ポットで2週間ぐらい育苗すれば、ナメクジの食害を多少受けても大丈夫なぐらいの大きさになります。

 

また、種を早く蒔きすぎて、定植時期を前にして苗が大きくなりすぎたときも、一時的にポットに植え替えるのはいい方法です。タバコは、最初のうちの生育は遅いですが、ある程度の大きさ(3cmぐらい)になると急激に成長するので、根が窮屈になる前に早めに植え替えることを意識しておきましょう。

タバコの苗の作り方 まとめ編

「肥料食い」と呼ばれるタバコを、生ごみ肥料だけで育ててみた結果・・・

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