【思い出の味】手巻きのアメスピ美味い!!

私はアメリカにいたとき、大学の裏門のすぐ近くにあるインド系家族の営むたばこ屋(といっても、ほぼマリファナ喫煙具店)で、いつも手巻きのアメスピを買っていた。カリフォルニアでは、箱のアメスピは7ドルぐらいするのに、手巻きのアメスピは12ドルぐらいで売っていた。手巻きのやつは、紙巻きに換算したら450本分の葉が入っているから、断然お得なのだ。

ちなみに、カリフォルニアでは、たばこやお酒購入時の年齢確認が日本と比べ物になんないほど厳しい。東洋人は若く見られるからというのもあるが、大抵の店でIDカードやパスポートによる年齢確認が求められる。そんな土地にあって、いちいちパスポートを持っていかなくていい、インド風のいい加減さでやっていたあの店はとても便利だった。

この前、地元の図書館に行ったついでに、近くにある品ぞろえのいいたばこ屋にたち寄って、そんな懐かしの手巻きアメスピを買ってみた。

日本のたばこ屋やコンビニではあまり売っていないのでだいぶご無沙汰していたが、久しぶりに吸ってみると、この味、なかなか美味しい。そしてやっぱり、めっちゃ懐かしい味だ。

私はいつも手巻き用のローラーを使い、フィルターは入れないで巻くので、煙が圧倒的に濃い。煙の味がちゃんとする、まっとうなたばこである。

両切りたばこと同じでフィルターがない分、体にはあまりよくなさそうだが、ここまでしっかり葉の風味を味わえるのは、手巻きならではの特徴だ。

私は、たばこが好きだが量はそんなに吸わないので、この濃いいやつなら、一袋買えばだいたい2週間はもつのも、手巻きのいいところである。

普通のお店で売っていないところを見ると、日本では手巻きたばこは全然浸透していないことがわかるのだが、これはすごくもったいないことだと思う。まだ試したことがない人はぜひ一度は試してみてほしい。その時には、ローラーも絶対買ったほうがいい。手で巻くのは結構難しくて面倒なので。

植木鉢で栽培するタバコ

一日一本生活、始めます。嗜好品としての新たなたばこの在り方の模索

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