BICのライターがなかなかいいという話

私がいつも使っているライターは、BIC製だ。

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このライターは、どこのセブンイレブンでも買えるし、値段は120円だし、全く何の変哲もない普通のフリントライターだ。アメリカのコンビニにもおいてあったから、世界的に普及しているのだと思う。

私は、喫煙用のライターにこだわる意味は正直言って何もないと思っている。ZIPPOなんてたぶん一生使わない。だからなのかもしれないが、BIC製ライターの“普通さ”には強く惹かれるところがある。

BICのライターは、ライターに求められる最低限の要素をきわめて真面目に追求した製品だ。例えるなら、ホンダのスーパーカブみたいな感じ。火力調整機能なんてついていないし、ガスの残量は光にすかさないと見えないしで、一見したところ使いづらそうに見えるのだが、火力は強すぎず弱すぎず、ちょうどいい感じが使い切るまで安定しているし、ガスの残量など気にしないでいいほどに燃費がいい。フリント石もしっかりしていて、ガス欠より先にすり減ることがない。

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金属の部分には、「Made in France」と書いてあるので、製造はフランスで行われているようだ。これはアメリカで売っていたやつも同じだった。120円の安い商品なのに、いまだに先進国で作っているあたりにもこだわりを感じる。コンビニに売っているフランス製の製品なんて、これぐらいしかないのではないだろうか?

値段だけを見れば、100均の3本入りライターの方が断然安いのだが、このライターには、120円以上の価値が絶対にある。私はスニーカーでもブーツでもジーンズでも、気に入ったものがあったら何代も同じものを買い続けるつまらない性格なのだが、ライターに関してはたぶんもうBIC製以外のものは買わない。それぐらい気に入っている。

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2件のコメント

  1. アメリカで買いましたが日本のものよりおおぶりですね
    私もこのライター好きです

    1. 私がカリフォルニアで買ったやつは、逆に日本のやつより短かったです!
      多分、いろんなサイズのラインナップがあるんでしょうね。
      日本のやつは子供のいたずら防止機能が余計です(笑)

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