研究素材としてのタバコ

生物学や農学に係りのない人はあまり知らないと思いますが、タバコという植物は、ウイルスや遺伝子の研究に使う実験素材として良く使われています。

たとえば、トマトやキュウリなどに感染するキュウリモザイクウイルスの生態に関する研究などは、その多くがタバコを実験資材として用いています。そうした研究によって、キュウリモザイクウイルスの弱毒株を使ったワクチンなどの有用な技術が多く開発されてきました。

ですが、いままで、日本国内でタバコの種子を手に入れようと思ったら、JTに研究内容などを記載した申し込み書を提出しなければなりませんでした。日本国内でのタバコの栽培自体には違法性が全くないにもかかわらず、研究者は面倒な手続きを踏まなければならなかったのであります。

 

ソクラテスの煙草は、今のところ、日本国内でタバコの種子を扱う業者として、JT以外で唯一の存在です。当店といたしましては、研究者の方々にも、研究資材としてのタバコの種子を提供してまいりたいと思っております。

 

当店の種子は、主に平地と隔離された山中の採種圃場で採集されていますし、目視レベルではありますが、タバコモザイクウイルスのチェックなども行っており、ある程度の清潔性は担保されています。

 

もちろん、種子の提供に際しては、一般のお客様と同様に、その種子が違法行為に流用されることがない旨の確約をいただいておりますが、今までのようにJTにフォームを送るよりも早く簡単に種子の提供ができるはずです。

 

興味がおありでしたら、ぜひ、ソクラテスの煙草のサイトを訪れてみてください。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です