タバコの苗づくり、一回目の間引きのタイミングは小さな本葉が出てきたら

タバコの種を蒔いてから一か月ぐらい経つと、そろそろ第一回目の間引きが必要な時期になります。下の写真のように込み合っていては、日光や栄養の取り合いが起こり、健全な苗が育ちません。
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間引きは二段階に分けて行い、最終的には1つのセルに1つの苗を残します。今回は一回目なので、1つのセルあたり3つの芽を残すようにします。

こんなに健気に成長している苗たちを間引くのは少しかわいそうですが、そこは心を鬼にして。

生育が良くて丈が詰まっているものを選んだら、それ以外の芽は、はさみで根元から切ってしまいましょう。ピンセットで引っこ抜いても構いませんが、今回のように芽と芽の間隔が詰まっているときは、隣り合った苗の根を傷つける可能性がありますから、個人的にはお勧めしません。
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この第一回目の間引きのタイミングは、“双葉の間に小さな本葉が見えてきたら”です。

というのも、このぐらいになると苗達の中でも健康そうなやつ、奇形なやつ、ひょろひょろなやつなど、生育にばらつきがみられるようになるからです。双葉の段階ではそうした違いはまだはっきりしません。なので、あまり早く間引きをしてしまうと、苗の本質を見極めることができないのです。

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次回の間引きは、この小さな本葉が小指の爪ぐらいの大きさになってから行います。それまでは引き続き日の当たる窓際に置いて管理してください。苗が大きくなってくると意外と多くの水を消費し始めるので、その点には少し気を配っておいてください。

第2回目の間引きのタイミングはこちら

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