アメリカにいたとき、紙巻きより安いからという理由で、ずっと手巻きたばこを吸っていた。
日本に帰ってきてからは、手巻きはそのへんのコンビニで手に入らないし(私はくそ田舎の森の中に住んでいる)、日本の税制的に紙巻きも手巻きも値段があまり変わらないので、ほとんどアメスピの紙巻きを吸っていた。
だがこの前、友人が、
「あそこのコンビニ、手巻きのシャグいろいろ売ってるよ」
と教えてくれて、うちから割と近所に手巻きが売っているお店があることが判明した。
それは行くしかないなと、その日の夜にそのコンビニに行ったら、友人が言っていたとおり、シャグとか巻紙とかフィルターとか、とにかくコンビニとは思えないぐらいメッチャ売っていた。
ちょうどアメスピが国内製造を開始したことだし、普段から「JTよ、完全民営化せよ」とか言っている私が、JTの造ったアメスピを吸うのもなんかあれだよな、と思い、近所に手巻きを売ってる店があるなら、手巻き生活、再開するか!と思って、早速シャグとフィルターを買ってきた。
買ったのはプエブロの水色シャグと、スリムフィルター。
この前、一日一本生活をした時に、「紙巻き一本って、葉の量ちょっと多すぎかもしれん」と思ったので、細めに巻くためにフィルターはスリムサイズにしてみた。
私は手で巻くのが面倒で嫌いなので、巻き巻きローラーを使う。フィルターはなくてもいいのだけど、あったほうが葉が口に入ってこないので吸いやすい。
で、前の日の夜のうちに、次の日に吸う分、5、6本ぐらいを家で巻いておく。
このシャグは初めて試してみたのだが、味はまあ無難な普通の無添加たばこだなという感じ。開封時の水分はあんまりなくて、わりとパッサパサ。すこし加湿してからまいたほうが良いかなと思う。
刻みは結構細いから、煙管にも詰めれる。
30g入りで、アメスピのシャグとかより少ないけど、一日5,6本で細目に巻くなら、一袋で一週間以上は持つはず。
そう考えると、なかなか経済的。
これからしばらくは、葉の種類をいろいろ変えて、手巻き生活を続けていこうと思う。
それにしてもあのコンビニのオーナー、わかってんな。
タバコの種子のソクラテスの煙草