このくらいまで大きくなれば、あなたのタバコの育苗はほぼ成功です。

タバコは、その種子の小ささゆえに育苗が少し難しい植物なのですが、写真ぐらいの大きさにまで育ったならば、あとは水を切らさなければ大丈夫です。 写真の苗は、一番大きな葉が8㎜ぐらいです。このぐらいになったら、第二回目の間引き…

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乾燥させただけでは“たばこ”はできない。“タバコ”と“たばこ”の違いは“発酵”

お気づきの方もおられるかもしれないが、当ブログでは、“たばこ”と“タバコ”の二つを使い分けている。 “たばこ”は製品になった状態のたばこ、法的に言うならば“製造たばこ”のことを指している。一方“タバコ”は生の植物の状態の…

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「JTの完全民営化=製造独占の廃止」は専売公社廃止の時点では既定路線だった

現在、日本でたばこを製造する権利を有するのはJT、すなわち日本たばこ産業だけだ。個人が自家用に製造することも、新たな企業が新規参入することもできない。 この制度はもともと、1904年に、政府が当時全国に5000社以上あっ…

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たばこの輸入超過が4000億円の現在、個人の自給的製造を禁止することは何の得にもならない。

農林水産省が発表しているデータによると、2015年度の我が国のたばこの輸入額は、4237億円だ。これは農産物のなかでは豚肉(4251億円)に次いで第二位の額である。一方、輸出額は235億円なので、我が国はたばこに関して約…

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第二回目の発芽テストを行いました。すべての品種で表記発芽率をクリア。

春の種まきシーズンを目前に控え、当店で販売しているタバコの種子の発芽テストを行いました。 当店の販売ページには品種ごとに発芽率が記載してありますが、今回のテスト結果は、すべての品種において、それらの表示を保障する水準とな…

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タバコの苗づくり、一回目の間引きのタイミングは小さな本葉が出てきたら

タバコの種を蒔いてから一か月ぐらい経つと、そろそろ第一回目の間引きが必要な時期になります。下の写真のように込み合っていては、日光や栄養の取り合いが起こり、健全な苗が育ちません。 間引きは二段階に分けて行い、最終的には1つ…

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ビニールハウスがなかった時代、人々はどうやってタバコの育苗をしていたか?

ソクラテスの煙草では、タバコを本植えする前にまず、ある程度の大きさまで育苗することを推奨している。育苗はビニールハウスや温室があればそこでやってもいいし、大体の菜園家はそんなたいそうなものは持っていないだろうから、日の当…

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とある酒蔵を見学してきた。「酒」と「たばこ」、なぜここまで差がついたのか

先日、とある酒蔵を見学する機会があった。 その酒蔵は、鎌倉時代のレシピを再現していたり、現代人から見ればとても原始的で非効率で、こういっちゃ悪いがある意味不潔なやり方で酒を造っていたりして、普通の酒蔵とは一線を画すなかな…

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